コンパニオンアプリは環境変数の影響を受ける

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Video DownloadHelper がコンパニオンアプリを認識しない場合は環境変数が原因かもしれません。

Windows 10 で環境変数 NODE_OPTIONS = --max-old-space-size=xxxx が設定してあると、Vivaldiでは「コンパニオンアプリが未インストール」と表示され、Firefox では「コンパニオンアプリの確認中...」となったまま進捗しません。この環境変数を削除すると認識します。

Firefox

Vivaldi(Chrome)

問題の解決まで

Webpack が遅く、試しに環境変数NODE_OPTIONS = --max-old-space-size=xxxx を設定しました。その後Video DownloadHelperがコンパニオンアプリを認識しなくなっているのに気づきました。はじめ原因がわからず再インストールを繰り返すなど試行錯誤しましたが解決せず。

コンパニオンアプリの実行ファイルである net.downloadhelper.coapp-win-64.exe のプロパティを確認すると、説明の欄に「Node.js: Server-side JavaScript」と表記してあり、この環境変数が原因ではと思い当たりました。削除すると Vivaldi、Firefox ともにコンパニオンアプリを認識しました。

コンパニオンアプリだけでなく、もしかすると、他の Node 製のアプリ(Electronとか)も環境変数の影響を受けるのかもしれません。

この現象は以下のバージョンで確認しました。

  • Video DownloadHelper 7.6.0.0
  • コンパニオンアプリ 1.6.3
  • Chrome 5.1.2567.49
  • Firefox 97.0.1

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