物理攻撃で迷惑コウモリを撃退

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夜になると我が家の軒先にコウモリがやってきます。日中に物音がするわけではないので、住みつかれているわけではなさそうです。夜にやってくるだけなら放っておいても良いのですが、大量のフンをしていくため困っていました。

数々の失敗をしましたが、ボールを投げつける物理攻撃でコウモリの撃退に成功しました。

それコウモリのフンかも

毎日朝になると室外機の上に何者かのフンがありました。見た目も悪く、なにより不衛生ですし、粘り気があって払ったくらいでは落ちないので毎日掃除が大変です。

はじめはネズミの仕業と思いネズミ捕りを仕掛けました。ところが、仕掛けたネズミ捕りにまでフンをされ、ネズミは引っかかっていません。

不思議に思っていたところ、ある日の夜に室外機の上の軒先を見ると黒い影が!

軒先のコウモリ

夜にしか現れず、物音もせず暗闇に潜んでいるので、謎のフンがコウモリのものとはなかなか気付きません。以下はコウモリのフンの画像です(クリックすると表示します)。同じようなフンにお困りの方はコウモリを疑ってみて下さい。

コウモリのフンその1

コウモリのフンその2

物理攻撃でコウモリ撃退

軒先のコウモリめがけてボールを投げつけます。ただこれだけです。

コウモリは鳥獣保護法の対象

コウモリは鳥獣保護法の対象のため傷つける事ができません。ですから、投げつけるボールは布を丸めてヒモで括った柔らかいのにします。

コウモリ撃退ボール

コウモリのやってくる軒先が低い場合は棒で突いたり、壁が濡れても問題ないならホースの水をぶっかけるのも効果的でしょう。

継続が大事

はじめはボール攻撃でコウモリを追っ払って30分後くらいに見にいくとまた戻ってきてしまっていました。ですが次第に戻ってくるまでの間隔がのびていき、数も減ってきます。そして、ついにはやってこなくなりました。

コウモリにも「ここはヤバイ」と認識する知能はあるようです。しつこくボール攻撃を繰り返しコウモリに思い知らせます。

ボール攻撃を開始してから完全撃退までにかかった期間はおよそ一週間です。

失敗した対策

物理攻撃で撃退に成功する前にも下記の対策を試しましたがすべて失敗しました。

反射板を取り付ける

ダンボールにアルミホイルを巻いたものを複数作成し、夜な夜なコウモリが集会を開く地点に設置しました。コウモリは目が悪く超音波で障害物などを探るため、その邪魔になる反射板を嫌がります。

しかし、さっぱり効果がありませんでした。

超音波で攻撃

App Storeにある「超音波バリア」というアプリで超音波をコウモリに浴びせかけました。

このアプリは「ハエ」「蚊」「犬」「猫」などに不快な音波を出します。それぞれ試しましたが、コウモリは何の反応もしませんでした。

ハッカの香りで撃退

長い棒の先にハッカを染み込ませたタオルを括り付け立てかけておきました。コウモリはハッカの香りを嫌がります。

さっぱり効果がありませんでした。おそらく、日中にハッカを染み込ませても、コウモリがやってくる夜には香りが弱くなってしまうからでしょう。

業者に依頼する前に

「コウモリ 対策」などで検索すると業者のサイトばかりヒットします。結局は「業者に依頼した方が良いよ」という内容ばかりでどうも信用できません。そこで今回は自分でひとつひとつ試しました。

私の事例ではボール攻撃で撃退できました。しかし、すべて同様に撃退できるかは分かりません。たまたま近くに居心地の良い場所があり、そちらに移動しただけという可能性もあります。

住みつかれている場合は別ですが、業者に依頼する前に自分で試してみるのが良いと思います。その方がお金を節約できますし、意外と楽しいんです。

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