文章推敲補助ツールをつくりました

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どんなツール?

推敲補助「すいこう君」
入力された文章が9つのルールに沿うかチェックします。文章推敲の補助にお役立てください。

文章の推敲を手助けするためのツールです。良い名前が思い浮かばず「すいこう君」と無理矢理名付けました。どなたでも無料で利用できます。

すいこう君の使い方

テキストエリアに文章を入力するかペーストして「チェック」ボタンを押します。すると、入力された文章が以下に該当しないかチェックします。

  • 60文字以上の文
  • 形式名詞の使用
  • 同じ文末表現の連続
  • ひとつの文で同じ言葉の使用
  • ひとつの文で「の」を3回以上使用
  • ひとつの文で「が、」を複数回使用
  • 接続詞の使用
  • 熟語動詞の使用
  • 冗長な文末表現

該当する文(あるいは段落)を見つけると提示します。

すいこう君のスクリーンショット

「自動反映」をオンにすると、テキストエリアの文章を変更したとき、自動でチェックされ結果に反映されます。

利用する上での注意点

すいこう君は推敲できそうな文をルールに沿って提示するだけです。提示された文章が必ずしも悪いとは限りません。無理に修正するとかえって悪い文章になります。修正前と修正後を比較して、どちらが良い文章か最後はご自身でご確認ください。

問題ないはずの文でも、すいこう君に提示されると修正したくなります。自戒を込めて書きますが、すいこう君に振り回されないで下さい。

すいこう君の問題点

すいこう君は品詞を理解できないため、問題ないはずの文が提示されてしまうことがあります。例えば、「彼はことばを理解します」をチェックすると「形式名詞の使用」のルールに引っかかります。これは「ことば」の「こと」と形式名詞の「こと」が区別できないためです。

本来問題ない文「予言者が脱獄者を捕まえた」が「ひとつの文で同じ言葉の使用」のルールに引っかかってしまいます。すいこう君が「予言/者」「脱獄/者」と認識してしまうためです。

すいこう君をつくった経緯

ブログ記事を書くようになり、どういう文章が良い文章なのか考えるようになりました。

良い文章とはどういったものか調べていると、風花未来さんのお書きになった「文章の書き方の基本ルール」という記事を発見。文章の構成に関する記事は多いのですが、こちらは例文をまじえて具体的な表現方法が書いてあるのでとても為になります。

文章の書き方の基本ルールをまとめました。 | 美しい言葉
これまで文章の基本ルールについて、シリーズでお伝えしてきました。今回は、それらの記事をまとめてみましたので、ご活用ください。 「体言止め」の長所と短所をまとめました。1つの文中で同じ言葉は使わない。

なるほど、なるほどと読み進め、自分の書いた文章を読み直すと該当する表現が多く、都度訂正していきました。素人には同時に複数の項目を確認できないため、ひとつの項目を確認する。次の項目を確認する。また次の項目を・・・と作業を繰り返しました。

こういった作業の繰り返しで技術が身に付くのでしょう。しかし、訂正しつつとはいえ自分の書いた同じ記事を何度も読み直すのは苦痛です。ずぼらな私はなんとか一度に出来ないものかと考えました。そして出来たのがすいこう君です。

自分で使ってみた

冗長な表現

過去に自分が書いた文章をチェックしてみると「~こと」あるいは「~という」といった表現が多数見つかりました。

Googleに公式に否定されてはいますが、文字数を増やすと検索順位が上がるという説があります。WordPressでも記事の文字数が表示されます。こうしたことから少しでも文字数をかせごうと無意識に冗長な表現を選ぶようになっていたのかもしれません。

しかし、冗長な表現を修正していると、こんな引き延ばしのための言葉は順位に影響しないと思えるようになりました。例えば「後悔します」を「後悔することになります」と書き換えても順位が上がるとはとても思えません。Googleの好みと良い文章が異なったとしてもです。

同じ文末表現の連続

「同じ文末表現の連続」も多数見つかりました。これは同じ段落内で「~ます。~ます。~ます。」のように三連続で同じ文末が続くとすいこう君に提示されます。

文末表現をまったく意識せず文章を書いていたので当然と言えば当然かもしれません。これを修正するのは骨の折れる作業です。いちど書いた文章が頭から離れないのか、別の表現にするのが難しく、段落全体を書き直すこともありました。

同じ文末表現の連続は避けると意識の片隅にでもあると、自然と避けるようになる気がしています。この記事は「連続したらあとで修正するか」くらいの気持ちで書いているのに、どういうわけか連続しないので不思議です。

高機能な文章推敲ツール

同種の文章推敲ツールに「文賢」があります。



さすがに有料なだけあって、機能の豊富さでは私の作ったものとは比べ物になりません。高機能なものをお求めの方はこちらの導入をご検討ください。

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