シャープ ブルーレイレコーダー BD-NW1100を購入しました。5年ぶりとなるレコーダーの買い替えです。
はじめはネット上で評判の良いパナソニックのレコーダーにしようと思っていたのですが、調べているとパナソニック製のレコーダーは番組表に広告があり消せないとの情報を目にしました。それならこれまで使っていたのと同じシャープ製なら操作性がそう変わらないだろうとBD-NW1100を購入する事にしました。
この記事はこの機種をしばらく使ってみてのレビューです。購入を考えている人の参考になればと思います。
BD-NW1100の基本スペック
HD容量 | 1TB | 無線LAN接続 | 可能 |
---|---|---|---|
同時録画可能番組数 | 2番組 | リモート録画予約 | 可能 |
録画・再生可能ディスク | ブルーレイディスク / DVD / 音楽CD / ビデオCD |
詳細は公式サイトのスペック表をご覧ください。
BD-NW1200との違い
BD-NW1100は生産終了になりました。現在は後継機種のBD-NW1200が販売されています。仕様を見ると重量が軽くなり、消費電力が多少改善されたようです。他に大きな変更は見当たりません。
価格はNW1100が40,298円で、NW1200が36,000円と古い機種が割高になっています。特別な理由がない限りNW1100の方を購入する必要はないと思います。
下位機種NW510(NW520)との違い
下位機種のNW510(NW520)はHDの容量がBD-NW1100(NW1200)の半分です。また、無線LANユニットを内蔵していないため、リモート予約やリモート視聴の機能を使うには有線接続する必要があります。
2019/05/15の時点で、価格は28,447円。BD-NW1100(NW1200)は36,000円なので、およそ7,000円の差になります。
私はリモート予約やリモート視聴をあまり使っていませんし、HDの容量も余っているのでNW510(NW520)で良かったかなぁと思います。
機能
最近のレコーダーは多機能でBD-NW1100も目玉機能の「ドラ丸」をはじめ様々な機能がありますが、ここでは「番組表」「倍速再生」「リモート視聴」について書きます。
番組表
パナソニック製レコーダーの番組表の広告が嫌でャープ製のレコーダーにしたのですが、なんとシャープ製のレコーダーの番組表にも広告が表示されてしまいました。
見る頻度の高い番組表の表示スペースが広告によって圧迫されてしまいます。設定にも関連する項目がなく、消せません。これがこのレコーダーを購入して一番残念な点でした。
リモート予約
リモート予約はリモコンを使わず、外出先からでもスマホやタブレットを使って番組予約を行う機能です。
スマホやタブレットに専用アプリをインストールする事でリモート予約が可能になるのですが、このアプリは視認性がいまいちで使いにくい。特にAndroidのタブレットで使用すると、空白が多くて未完成なのではと思えるほどです。
倍速再生
倍速表示は4段階の切り替えが可能です。
1段階目のみ音声が再生されます。このとき再生される音声はピッチが上がることはなく、早口な感じになります。それ以外の段階では音が何も再生されません。
リモート視聴
この機能は録画した番組や視聴中の番組を外出先で視聴できるようにするものです。ただし、有料のアプリが必要になります。
iOSではDiXiM Digital TV(960円)。AndroidではAQUOS リモートプレーヤー(1500円)を購入しなければなりません。
リンク先を見て頂けると分かるのですが、このアプリは評判が芳しくなく、リモート視聴の必要性も感じないため私は使用していません。
Windowsで視聴するにもDTCP-IPという暗号化形式に対応したソフトが必要です。フリーソフトでは存在しないので有料のソフトを購入する必要があります。
まとめ
なんだか不満点ばかり書き連ねてしまいましたが、3万円後半という価格を考慮すると良い買い物が出来たのではないかと思います。
その理由は以下の通りです。
- 5年前の機種と比較すると、起動までの時間や全体的な動作は体感できるくらいに高速化している
- 録画した番組を再生中に表示されるシークバーは、CMと思われる部分の色が変わったりと細かな部分が使いやすくなっている
- 本体サイズも随分とコンパクトになっている
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