微粉を除去してフレンチプレスをもっとおいしく

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フレンチプレスでコーヒーを抽出すると、飲み終わる頃に底の方にドロッとした液体が残ります。舌触りも悪く、おいしくありませんよね。飲み切らずに最後の方は残す方も多いのではないでしょうか。

茶こしを使う事でこの問題を簡単に解決し、より美味しくフレンチプレスを楽しめる方法をご紹介します。

ドロッとする原因は微粉

フレンチプレスにドロッととした液体が残ってしまう原因は微粉が混じってしまうからです。微粉は飲んでいる間に徐々に底の方に降りていって溜まります。そして、飲み終えるころには微粉の濃度が高くなったコーヒーが残ってしまうというわけです。

フレンチプレスで淹れたコーヒーをドリップの時に使うコーヒーフィルターに注いでみると、フィルターに微粉が吸着するのを確認できます。微粉が詰まってコーヒーの落ちる速度が遅くなるほどの量です。

フレンチプレスをコーヒーフィルターで

フレンチプレスをコーヒーフィルターで

茶こしで微粉を除去する

微粉の除去に使えるのが茶こしです。フレンチプレスでコーヒーを淹れる前に、いつも通り粗挽きに挽いた豆を茶こしに投入し20秒ほど振ります。そうすると、微粉がパラパラと振り落とされます。

茶こしで微粉を除去

茶こしで微粉を除去

たったこれだけの手間で完全にではありませんが微粉を除去できます。こうして微粉を除去したコーヒー粉で淹れたフレンチプレスは、コーヒーオイルはそのままに嫌なドロドロを減らせて、最後の一滴までおいしくいただけます。

振ったときにコーヒー粉がこぼれないように深い茶こしがあると便利です。茶こしは100円ショップでも売っています。

この方法は茶こしが濡れていると使えない難点があります。茶こしを複数用意するか、キッチンペーパーなどで茶こしの水分をふき取ってお試しください。

上記でコーヒーフィルターに通したのはあくまでも確認のためです。微粉を除去するためにコーヒーフィルターを通すのはおすすめできません。微粉とともにフレンチプレスの持ち味であるコーヒーオイルまで除去されてしまうからです。

フレンチプレスをフィルターに通すと、臭みのようなものを感じ、もう一度飲みたいとはとても思いませんでした。

茶こしは後始末にも使える

コーヒーを飲み終えた後に待っているのが後始末です。フレンチプレスの器具の中のコーヒー粉は容器に張り付き、振ってもなかなか落ちてきません。そこで水を入れて撹拌するわけですが、水を入れると当然コーヒー粉と混じってしまい処分に困ります。

この時にも茶こしが使えます。水と混じったコーヒー粉を茶こしに通せば良いのです。水とコーヒー粉を綺麗に分離できてシンクを汚さずに済みます。

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