メルカリを利用する上で低評価を避けるために私がいつも気を付けている注意点を出品者と購入者の立場に分けて書きたいと思います。私はメルカリで100件以上の取引をしており、ふつうがひとつ、残りはすべて良い評価を頂いています。
出品者として注意すること
商品の説明で嘘をつかない
商品に傷や汚れのある時は忘れずに説明文に記載しましょう。可能であれば写真に撮って確認できるようにします。もし、出品時に気付かなかった傷や汚れを梱包時に見つけた場合は、購入者に商品の状態を伝えてキャンセルするか確認しましょう。売ってしまいたい気持ちは分かりますが、低評価された後には後悔します。
当たり前ですが、高く売りたいからと言って嘘をつくのは絶対にダメです。そうして売ってしまうと、評価されるまで不安で落ち着かない時間を過ごすことになります。
「記載のない傷があった」と評価を下げられたら、それを見た方はあなたの商品の購入を躊躇するようになるかもしれません。
梱包は破損を防ぐだけではない
丁寧な梱包は輸送中の破損から商品を保護するだけではなく、受け取ったときの満足感も高めます。ブランドものなどの高価な品は何重にも梱包されていますが、同様の効果を狙ってのことでしょう。
例えば購入された商品が書籍の場合はOPP袋で包みプチプチで角の保護をして封筒に入れます。OPP袋は防水になるだけではなく、光沢があるため、中身が中古品であっても綺麗に見えるのです。封筒を開封した購入者はその方が喜びます。
また、ほこりが付着していないかなど商品の状態には十分気を付けましょう。発送してから心配しては遅いので、よくよく確認してください。
発送期限は絶対厳守
出品時に設定した発送までの目安は必ず守りましょう。
あなたの商品と同価格、あるいはそれよりも多少安い価格で同じ商品が出品されていたとします。幸運にも、それでもあなたの商品が選ばれたとしたら、その理由はなんでしょうか?可能性のひとつとして、購入者は発送までの目安を見てあなたの商品を選んだと考えられます。それなのに、期限をを守らないと購入者はとてもがっかりするでしょう。
商品が購入されたらそのお礼と同時に発送予定日を購入者に伝えましょう。また、発送手続きを終えたら発送通知の他にコメントでも発送したと購入者に伝えると良い印象を与える事ができます。
受け取りや評価を催促しない
なかなか商品を受け取らなかったり、評価をしてくれない購入者がいます。
受け取りや評価を催促して気分を損ねたら大変です。購入者が「買ってやった」という人なら催促に怒っても不思議てはありません。
あまりにも遅いと事務局が対応してくれます。はやく取引を終えたい気持ちは抑えてあせらず待ちましょう。触らぬ神に祟りなしです。
購入者として注意する事
過度な値下げ交渉はやめよう
値引き交渉は出品者の付けた価格に対してケチを付ける行為です。メルカリは値引き交渉を推奨している節がありますが、値引き交渉されて良い気持ちのする出品者はいません。ましてや三割引きなどの大幅な交渉ならなおさらです。せめて一割引きにするなど常識的な範囲にとどめてください。
嫌なら売るなと思うかもしれませんが、値下げ交渉に応じておいて、その事を理由に低評価する出品者は実際にいます。
要望は購入前に確認しよう
例えば配送方法を変更して欲しいときなど、特別な要望のある場合は購入前のコメントで確認してから購入しましょう。商品が購入されると、出品者は梱包や配送の事を考えるため、そこに別の要望を伝えるのは望ましくありません。
多くの出品者は商品を早く売ってしまいたいと思っています。ようやく売れたと思ったところに想像していなかった要望をされるのは強いストレスです。
荷物を受け取れなかったとき
何らかの都合で商品を受け取れず不在になってしまった時はコメントでその事を出品者に伝えましょう。必須ではありませんが、必須ではないからこそ出品者は親切な購入者だと安心します。
低評価はしない
お取引中に何らかのトラブルがあったとします。自分が低評価されないか心配になり、お相手がこれまでどんな評価をしたかを確認しませんか?
相手も同じです。相手に自分が低評価しているのを見られると「低評価する人なんだ。自分も低評価されるかも」と警戒され対抗して低評価にされるかもしれません。
自分が相手を高評価して、相手が自分を低評価すると悔しい思いをします。ですが、悔しさは一時的なものであって将来的には得をするはずです。あなたがどんな評価をされたか以外にもどんな評価をしたかも見られています。
それでも低評価される
どんなに丁寧な対応をしてこちらに落ち度がない場合でも低評価されてしまう事があります。
不当評価だと証明できる場合はダメもとでメルカリ事務局に連絡しましょう。わずかですが評価を訂正してもらえる可能性があります。
諦めも大事
メルカリでは事前ブロック以外には出品者が購入者を選べないので、悪い人に当たってしまうとどうしようもありません。低評価の理由を聞いたり、落ち込んでも多くの場合ストレスがたまるだけです。ブロックしてさっさと忘れましょう。あなたに非はないのですから悔やんでも仕方ありません。
プロフィールでの言い訳もやめよう
プロフィールに不当評価だと書くのもお勧めしません。第三者からは言い訳がましい面倒な人と思われます。お相手の言い分に心当たりがあるのなら、反論するのではなく簡潔な反省文にしましょう。
それ以外では本当に不当評価であっても今後の取引の事を考えると何も書かない方が良いです。たくさんの「良い」評価の中に少数の「ふつう」や「悪い」があっても、大多数の人は悪い人に当たってしまったんだなと分かってくれます。
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